自動車運転免許を取ろう!学科教習第二段階14・交通事故

自動車運転免許を取ろう!学科教習第二段階14・交通事故

交通事故を起こしてしまったら

 

当事者だけで示談は絶対にしない

交通事故に巻き込まれた場合、「まず、落ち着くこと」が大切です。

交通事故に遭ってしまって、沈着冷静な行動を取れる人はなかなかいませんが、

 

落ち着いた行動が人の命を救ったり、

事故処理や示談交渉を円滑に進められたりする要因となります。

 

自分のスマホに「事故時の対応」のメモを必ず書いておく!

 

道路交通法に定められている交通事故の措置とは?

 

交通事故の場合の措置

第七十二条 交通事故があったときは、

当該交通事故に係る車両等の運転者その他の乗務員(以下この節において「運転者等」という。)は、

直ちに車両等の運転を停止して、負傷者を救護し、道路における危険を防止する等必要な措置を講じなければならない。

この場合において、当該車両等の運転者(運転者が死亡し、又は負傷したためやむを得ないときは、その他の乗務員は、

警察官が現場にいるときは当該警察官に、警察官が現場にいないときは直ちに最寄りの警察署の警察官に当該交通事故が発生した日時及び場所、当該交通事故における死傷者の数及び負傷者の負傷の程度並びに損壊した物及びその損壊の程度、当該交通事故に係る車両等の積載物並びに当該交通事故について講じた措置を報告しなければならない。

 

 

要するに、事故が起こったら

 

・運転を停止し

 

・負傷者を救護し

 

・危険防止を行い

 

・警察に通報し

 

・警察官が来たら事故の内容を報告する

 

ということです。

これをキチンと実行します!

 

加害者となった場合と、被害者になった場合に分けて説明します。

 

交通事故の加害者になってしまった場合に行うこと

 

行うべきことは、大きく分けて次の5つです。

 

運転を止める
道路交通法に定められているように、交通事故を起こした運転者は直ちに自動車の運転を止める。

義務を果たさずにその場を立ち去ると、ひき逃げ事故となり、より重い罪を犯してしまうことになり、

人生を棒に振ってしまいます。

必ず運転を止め、救護措置などを行います。

負傷者の救護
起こした交通事故により負傷者がいれば、119番通報で救急車を呼びます。

軽傷だから救急車は必要ないと判断しその場を立ち去れば、ひき逃げと同じ処罰の対象となります。

道路上の危険防止
事故車両を安全な場所に移動させ、三角表示板や発煙筒で後続車に事故であることを知らせます。

警察への通報
交通事故が発生したことを警察に通報することは、運転者の義務です。

加害者も被害者も怪我がなく、少し当たっただけだからと警察への届け出を怠ることは義務違反となります。

保険会社への通知
交通事故を起こしたことを、加入している自動車保険の保険会社に通知を行います。

保険内容によれば事故の初期対応を行ってくれるケースもあります。

事故を起こしてから連絡先を探し始めるのではなく、

すぐに連絡できるように電話番号などをわかりやすい方法で控えておきましょう。

 

交通事故の被害者になってしまった場合に行うこと

 


交通事故が起きた場合、基本的に救急車の要請や警察への通報は加害者が行うべきことですが、

動転して要領を得ない場合や、連絡を渋るような場合には、被害者自らが初期対応を行います。

必ず行っておきたい4つの行動は次の通りです。

 

負傷者の救護

交通事故は、加害者の怪我が軽く、被害者が重いとは限りません。

状況によれば、加害者が怪我をして救護が必要な場合もあります。

その際には、被害者が救護活動を行う必要があり、

また同乗者がいた場合も同様に救護や通報を行わなければなりません。

 

警察への通報

負傷者の救護と同様に、加害者が警察への通報を行えない状況であれば、被害者が警察に通報します。

加害者が警察への通報を渋る場合があります
業務中の事故であった場合や、免許停止や取り消しを逃れたいがために、

警察には届けずにその場で示談を申し出てくる加害者がいますが、絶対に応じてはいけません。

示談交渉はその場での話し合いで合意すれば有効とされますので、

後に治療費が必要になったり、後遺障害が明らかになったりした場合は損害賠償請求を行えません。

 

事故状況の記録

後の示談や損害賠償請求を円滑に進めるため、加害者の氏名や住所、連絡先、

自賠責保険や任意保険の保険会社名、車両ナンバー、勤務先などを聞き出し、メモしておきます。

そしてカメラ、携帯電話またはスマートフォンなどで事故状況を撮影しておきます。

また目撃者がいる場合は、証言をメモし、氏名と連絡先を教えてもらいましょう。

 

医師の診断を受ける
交通事故直後は誰しも混乱し、普通の状況判断ができません。

自分の身体の状態も同じことで、怪我をしていないと感じていても、

その場を離れてから痛みが出てくることが多いと言われています。

目立った外傷がなくても救急車を要請し、医師による診断を受けましょう。

 

過失割合全般に関するよくある質問

過失割合は警察が決めるのですか

いいえ、過失割合を決めるのは警察ではありません。

事故の連絡をすると警察官が現場に駆けつけ、

現場確認と当事者からの状況確認を行い、事故の事実を記録してくれます。

しかし、その後の過失割合の決定に警察が介入することはありません。

過失割合の決定は民事上の問題のため、

当事者が契約する保険会社が協議し決定するのが一般的です。

 

過失割合はどのように決めるのですか

当事者双方に過失のある事故の場合、

通常は当事者が契約している保険会社の担当者が話合い、過失割合を決定します。

その話合いの基準となるのは、過去の裁判例です。

実際の事故と類似した過去の裁判例を基準として、

実際の事故状況に応じて割合を修正しながら決定していきます。

裁判例という基準があるため、

契約する保険会社などによって過失割合の交渉が有利・不利になるということはありません。

 

交通事故証明書には過失割合が書いてありますか

いいえ、交通事故証明書に過失割合は書かれていません。

交通事故証明書は、

 

・交通事故の発生日時

・発生場所

・当事者等の事故発生の事実

 

が記録された文書です。

事故後に警察へ届出を行うと、警察からの情報に基づいて、

自動車安全運転センターの各都道府県事務所が発行しています。

 

なお、交通事故証明書は郵送、インターネット、

あるいは自動車安全運転センターの窓口で申請することで入手できますが、手数料が発生します。

 

通常は保険会社が取得しますので、ご自身で取っていただく必要はありません。

 

駐車場内での事故の過失割合は必ず50%:50%なのですか

いいえ、駐車場内での事故だから過失割合は必ず50%:50%、ということはありません。

駐車場内での事故も、一般道路での事故と同様に、

個々の事故状況に応じて類似の事故の裁判例を基準にし、過失割合を決めていきます。

 

動いている車同士の事故だと両方に過失があるのですか

いいえ、動いている車同士だからといって、必ずしも双方に過失割合が生じるわけではありません。

過去の裁判例では、センターラインオーバーや赤信号無視の事故では基本過失割合が100:0となっています。

 

同じ事故でも、人身事故になると加害者側の過失が大きくなるのですか

いいえ、なりません。

同じ事故であれば、物損事故でも人身事故でも過失割合は変わりません。

人身事故だからという理由で、加害者側の過失が大きくなることはありません。

 

過失割合を決めるためにどんな調査が行われますか

 

まずは当事者や目撃者からの聞き取りを行います。

 

当事者の主張に食い違いがある場合などには、専門の調査会社に依頼し、道路状況を詳しく調べます。

例えば、センターラインの有無や道幅、見通しなどの道路状況や信号の変わるタイミングなどを確認します。

さらに人身事故の場合には、警察が作成する「実況見分調書」の内容を確認することもあります。
これらの情報から事故状況を確認し、過失割合を決定していきます。

 

交通事故の過失割合とは何ですか

 

交通事故の過失割合とは、

発生した交通事故に対する、当事者の責任(不注意)の大きさを割合で示したものです。

当事者双方に過失のある事故の場合、

通常は当事者が契約している保険会社の担当者が話合いで決定します。

 

まさかに備えておくもの

ノート,筆記用具

事前に,相手の何を聞くか,メモしておきましょう。

相手の車両のナンバー(4桁だけでなく全て),

車体番号,車検証の記載とナンバーや車体番号が合致するか(最近一致しないトラブル多いです),

免許内容,車検証内容,自賠責,任意保険の会社,担当者名,電話番号。
自分の車両の保険関係。

 

救護用用品

救急用品の他,滅菌手袋,軍手,人工呼吸用マウスピース。

保温用アルミシート(キャンプ用の500円位のもので充分)等

 

ノートは有用です

事故後は,事故が起きた時間,場所,状況,位置関係,信号の状態の記載,

119,110通報時間,その後の相手との話し合いの内容,保険屋さんとの会話内容,全て記載してください。

人間の記憶は曖昧です,ノートに記載したことは,後日たいへん重要となります。

 

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自動車販売連合会の仕事と、自動車教習所のコンピュータシステムに長いこと携わってきました。わりと複雑な自動車免許の取り方を、わかりやすくご説明できればと、このサイトを立ち上げました。多くの方がスムーズに免許を取ることができるように望んでいます。by Kinsan

 

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