自動車の機構

自動車運転免許を取ろう!技能教習・自動車の機構と運転装置の取り扱い2

技能教習・自動車の機構と運転装置の取り扱い2

サイドブレーキ

 

サイドブレーキというのは、正確な用語ではありませんね。

ただシートの横に付いている、レバーを引き上げるタイプのハンドブレーキを指すということはわかります。そう、正確にはハンドブレーキというのが正しいのですが、

それは通常のブレーキをフットブレーキと呼んでいたからです。

昔から安全性の確保の意味で、2系統のブレーキシステムが必要だったのです。

現在はパーキングブレーキと呼びますね。

運転席の横にレバーが付いているので、サイドブレーキと呼ぶのでしょう。

 

旧来の機械式ハンドブレーキは、レバー式とスティック式に分類されます。

サイドブレーキというのはレバー式のことで、

スティック式はコラムシフトのクルマに装備されている

ドライバーの左足の上あたりに配置されている方式です。

 

勘違いしている人も多いと思いますが、フロアシフトが歴史も古く、コラムシフトのほうが新しい構造です。コラムシフトの登場とともに、スティック式も採用され、室内スペースは拡大することができました。最近はペダル式のクルマが増えているので、ハンドブレーキとは呼べなくなっていることで、パーキングブレーキという名称が一般化しています。

 

 

 

機械式のパーキングブレーキの構造は、

ワイヤーケーブルを引っ張ってブレーキを固定するといったシンプルなものです。

ほとんどのクルマでは後輪のブレーキを作動させますが、これには構造的な理由もあります。

現代はディスクブレーキがスタンダードになっていますが、

これは高速での効きは有利なものの、低速や停止時は拘束力が弱いという欠点があります。

 

それでディスクブレーキの内側にパーキング用のドラムブレーキを装備するのが、

重量の大きな上級車では常識です。

 

しかしコスト重視のクルマや重量の軽いクルマでは、その2重構造はコストアップになってしまうので、

後輪をドラムブレーキにすることでフットブレーキとパーキングブレーキを兼用させることになります。

なんで後輪がドラムブレーキなんだ! カッコ悪いなぁ! と思う人もいると思いますが、

 

そういう事情があったわけです。

 

ライトスイッチ

ヘッドライト

ヘッドライトは、車の前方を照らすライトです。
ヘッドランプ、前照灯とも呼ばれます。

夜間や悪天候時にドライバーの視界を確保して、歩行者と他車に自車の存在を知らせます。

現在主流のハロゲンライトの他に、HIDランプやLEDランプも存在しています。

 

通常は周囲の明るさに応じて自動で点灯しますが、ハンドルの横についているライトスイッチを使えば、任意での点灯も可能です。

 

国産車の場合、ライトスイッチの先端を奥に回すごとに、

消灯状態→スモールライト点灯→ヘッドライト点灯と切り替わっていきます。

 

スモールライト

スモールライトは、ヘッドライトの外側に付いた小さなライトのことです。
車幅灯とも呼び、夜間の停車時に歩行者や他車に自車の車幅を知らせるために点灯します。

走行時はヘッドライトと一緒に点灯し、ウインカーと一体になっている車種もあります。

スモールライトの点灯も周囲の明るさに応じて自動で行われますが、

ライトスイッチを操作すれば、ヘッドライトと同様に任意での点灯も可能です。

 

ウインカー

ウインカー(方向指示器)は、自車の曲がる方向を示す点滅灯です。
右に曲がる場合は右のウインカー、左に曲がる場合は左のウインカーが点灯します。

ウインカーの色は保安基準で橙色に定められています。
ウインカーの操作は、ライトスイッチのあるレバーを操作して行います。
レバーを下に動かせば右ウインカーが点灯し、上に動かせば左ウインカーが点灯します。

 

フォグライト

フォグライトは、ヘッドライトよりも下に取り付けられており、

濃霧等で前方視界が制限されたときに、路面を照らすために使います。

ちなみにフォグとは霧のことです。
点灯方法は、ライトスイッチに付いているフォグランプスイッチを操作して点灯します。

 

テールライト

テールライトは、リフレクターが組み込まれた車体後部の赤いライトのことです。
夜間や悪天候によって十分な視界が確保できない時に、自車の存在を後続車に知らせます。

テールライトの点灯も通常は自動ですが、ライトスイッチにより任意で点灯することができます。

 

ブレーキライト

ブレーキライトは、自車がブレーキを掛けた時に点灯するライトです。

色は赤で、テールライトと一体型になっている車種もあります。
点灯方法はブレーキを掛けるだけです。

 

バックアップライト

バックアップライトは、車体後部に取り付けられたライトです。

ギアをバックに入れると、連動して自動で白く光ります。

 

ナンバー灯

ナンバー灯は、夜間におけるナンバープレートの視認性を上げるためのライトです。

通常はスモールライトの点灯と連動しているので、ライトスイッチで操作できます。

 

ルームライト

ルームライトは、車内を照らすライトです。

ドアを開けた時に自動で点灯する他、手動で点灯することもできます。

 

ワイパー

ワイパー(Wiper)は、雨や雪のときの運転時に、

主にウインドスクリーンに付着した水などや泥水などを払拭し、

運行者の視界を確保する装置です。

 

参考動画

 

イモビライザー

イモビライザーとは、簡単に言えば車の防犯装置のことです。

従来の車の鍵は。鍵穴の中にあるピンと鍵山が一致することで鍵が回りエンジンがかかる仕組みでした。シリンダー内の物理的なかみ合わせによって鍵が正しいかどうか判断しているため、

複製されたキーさえあれば車内に侵入することはおろかエンジンをかけることもできてしまうものでした。

その防犯性の脆弱さを解消するために開発されたのがイモビライザーキー。

この鍵はヘッド部分にイモビチップと呼ばれる小型のICチップが収納されています。

チップには書き込まれているIDコードと、車本体に登録されているIDコードを照合し、

一致した場合のみエンジンがかかる仕組みなのです。

 

 

キーと車のIDが一致しない限り、エンジンはかかることがありません。

そしてIDは暗号化技術を使った膨大な組み合わせによるものなので、現在、複製は不可能とされています。

このため、たとえ他人がキーを物理的に複製し車内に侵入したとしても、

IDが一致する可能性がほぼゼロに等しいため、エンジンをかけて走らせることはほとんど不可能です。

このようにイモビライザーは、乗り逃げや盗難などの犯罪を格段に減らすことができる、

大変画期的なシステムなのです。

 

ちなみに、イモビライザーキーの内部に搭載されている部品(イモビチップ)は、

「トランスポンダ」とも呼ばれるため、イモビライザーを

「トランスポンダ」または「トラポン」と呼ぶこともあります。

 

 

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自動車販売連合会の仕事と、自動車教習所のコンピュータシステムに長いこと携わってきました。わりと複雑な自動車免許の取り方を、わかりやすくご説明できればと、このサイトを立ち上げました。多くの方がスムーズに免許を取ることができるように望んでいます。by Kinsan

 

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